棚ぼたのあなた（넝쿨째 굴러온 당신 ）感想
オススメ度 ★★★★★
2012年放送の、最高視聴率45.3%のドラマ！ついに見ました！最高のひとことに尽きます！
全58話のドラマということで、家族なのにどうして、最高です、スンシンちゃん、私はチャンボリ、オジャッキョの兄弟たち、いとしのソヨン系のファミリードラマかなあ。
でも主人公がおじさん、おばさんだな。。
と考えながら見始めたのですが、先程あげた長編ファミリードラマが好きな私にとっては最高すぎました。
ドラマのよかった点は
・クィナムの奥さんへの愛情と理解力の素晴らしさ
・ユニの正義強く生きる姿と、ユニVSクィナムの家族のシーン（特にユニVSマルスク）
・マルスクのキャラ
・チョンジェヨンのキャラ
・嫁、姑問題の問題提起
・女性の仕事と出産問題
・家族の意見と自分のやりたい事意見の衝突
・養子に迎えるジファン君可愛すぎ、そして感動する
多すぎるんです😇
長くなりそうですが、一個ずつ語らせてください！
まず、クィナムがいい旦那過ぎる件
そして嫁姑問題の提起に関連するので一緒に語ります。
ユニは結婚相手の条件に、旦那の実家との関係が深くなくていい事としていました。それが、実は孤児だった旦那が再会した家族は大家族で、旦那の家族とは知らずに最悪な印象を抱いていたユニと旦那の家族が、親族になるというのがこのドラマの面白い所ですよね🤣
親族になった後、ユニは旦那の家族に気を遣い、尽くすのですが、三女のマルスクとクィナムの母親から、足りない所を指摘されたり、しまいには旦那の家族を馬鹿にしているだの言われてしまい、仕事も頑張りながら精一杯の気遣いをしても、伝わらないやるせなさにクィナムの家族とぶつかり、泣く事が多かったです。
その時に日本や韓国の男性は迷う事なく奥さん側に立てますか？
クィナムはアメリカで養子として育ったのもあり、クィナムの家族がホームグラウンドで闘ってるとしたら、ユニはアウェイだからと、ユニの味方をするのです。
それに実の母親は落ち込んで、悲しむのですが、、そこは実の父親が味方をし、元気付けてあげるのです。(味方をしてる振りと言っていますが😌)
そうすれば、結果丸く収まって、旦那の実家での奥さんの居場所が失われないんです。
旦那の実家の言うことは絶対！とされる日本や韓国ですが、嫁だけ我慢しないといけないと言うのは、おかしいのでは？と言う問題提起で、こう言う考えじゃ無くなればいいなとすごく思いました！
男性は是非、奥様を守ってあげて欲しいですね！
そしてそんなユニの生き方にすごく共感しました。クィナムはユニの正義感の強さに惚れたように、ユニの絶対に屈しない姿勢、そして仕事や、旦那の家族に対する言葉巧みな処世術、その分沢山傷付いて、でも旦那が慰めてくれてまた頑張れる。沢山の人が勇気をもらい、救われていました。
優しい旦那がいてこそ、ユニがユニらしく生きられるのでした。クィナム！👏
特にユニとマルスクは、マルスクがユニの弟であるセグァン（CNBLUEミニョク）と付き合う伏線で、ぶつかりまくりでした（笑）
後からめっちゃ反対されるんですよねー（笑）
でも個人的にマルスクめっちゃ可愛い！
ドラマを面白くしてくれた！
そして1番お気に入りはイヒジュンさん演じるチョンジェヨン！見た方共感頂けますか、、良すぎませんでした?😂
早々にイスクと出来るんだろうな〜と予想は出来たけど、意外と障害が多くて、イスクもいっぱい勘違いしちゃって、なんか泣けちゃいました。。片思いしてる姿が可愛すぎて、ごめん、愛してるとシークレットガーデンのパロディシーンとかも、普通に好きですねー
陰の主人公でしたね。最終回は結婚式が中心ですし、ドラマでの1番の恋愛でしたし！金持ちなのに純粋で、いい奴で、不器用で、イケメンじゃないけど虜になる、ハマり役過ぎて、イヒジュンさんファンになりました。
10年片思いしてた初恋の人超えるのは彼しかいないですね（笑）
あと重要な点は、クィナムの家族がユニに赤ちゃんは作らないの?としきりに説得するけど、ユニたちは作らないと2人で決めていると話す点です。
結局は出来てしまっていたんですが、現代は女性も働く時代で、子供を作るかと言う問題は悩む人も多いところです。
それをクィナムの母親とおばあさんは、当たり前でしょうと考え、ユニを説得するのです。
物語の最後には、孤児の男の子を養子に取り、更に流産後に再び妊娠していたように、子供を作る道を選んだユニでした。そしてそれがとても幸せそうなんです。
一度流産してしまうのですが、初め妊娠が分かった時は、ユニは喜びませんでした。職場で妊娠の事実が発覚すると、仕事を奪われ、絶望します。しかし、ユニの実力は認められ、仕事を取り戻すのですが、流産してしまいます。
その後、ライバルも含め女性同士協力して行きましょうと、妊娠出産を経ても働きやすい環境を作っていくのでした。
仕事か子供か、両方を得たユニは1番幸せそうでした。もっともっと女性が出産後も第一線で働き続けれる社会になっていけばいいのになあと思うものです。
ジファン君を養子にしたいと初めに言ったのはクィナムでした。ユニは大反対しました。しかし、親がいない事で不当な扱いを受けるジファンを見て、母親になる決意をするユニはかっこよく、感動して涙が出ました。。ジファン君のシーンが1番ハートウォーミングだったんですよね私的に。
子供が好きだけど、仕事のために諦めようとしたユニでしたが、ジファン君の母親姿は似合い過ぎてて、幸せそのものでした。ジファン君可愛すぎほんと！
後は、最初の場面に戻りますが、クィナムが家族と再会する前に、ユニとクィナムはアメリカ行きを決めるんですよね。でも家族と再会後、家族は行って欲しくないと言うんです。
ユニは夫婦の事だから、家族の意見に左右されずに夫婦で決めて行くつもりでしたが、クィナムの事を考えて迷います。
そして、最終的にはアメリカ行きを断念するのですが、夫婦だけで暮らしていた時と、家族と暮らすようになってから、どちらがよかったでしょうか?
家族が出来たことによって、生活に干渉されたり、気を使うことも増えた。そしてアメリカ行きもなくなった。足かせであり、煩わしさとも言える存在ですね。
でも家族と言うものはやはり良いものだと思わせてくれるのがこのドラマの凄さですね。
家族が出来なかったらユニ達に子供はいなかったし、旦那はどこかポッカリ穴が空いたように実の家族を欲してるとユニが感じていた。私たちが視聴して笑った分、ユニ達にも笑いが生まれた。家族の幸せが自分の幸せにもなるように、例えばジェヨンとイスクの恋愛で一緒に幸せを感じられたり、関わる人が多い分、楽しさや幸せも倍になると感じました。
時に煩わしいけど、やはり家族は温かく、笑いがあり、良いものだなあと最後感じるドラマでした😆
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